世界の社長から

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今日は学校で火事があった。
今月に入ってから三度目だ。
放火との見方が強くて、かつ場所が全部女子トイレなところが「犯人は女子、と見せかけて本当は男子だと悟らせないためにわざと女子トイレに放火したのだ」とか色々な稚推理を引き立てる。

こんな事は不謹慎だと分かってはいるけど、少しワクワクしている。
中学生の頃待ち望んだ、「退屈な日々を打ち壊す何か」みたいなものの到来を感じたりする。
学校内の喧騒だとか、雰囲気を見るに、これは私だけではないと思う。

いや怪我人がいるとアレなのでナニだけど。

私の通っていた小学校は、防火扉を開けただけで火災報知機が作動するので、しょっちゅう校内で火災のアナウンスが流れていた。
流れる度に何か変われと思っていた。
大きくはつまらない日常とか、小さくは聞きたくない算数の授業とか。
所詮は誤作動なのだけれど、それで先生の動きが止まったりして小さく喜んだり。
そんな事を思い出した。
終わってしまえば良い思い出なのに、実際にそこに居る時には物凄い退屈で不満ばかり漏らすのはこの頃から変わっていない。

きっと何も変わらずに明日からも始まるのだろうけど、願わくば北門とか開いて欲しいな。